最近は涼しくなってきましたね。秋が近づいてきたことを感じます。
今回はいちじくについてみていきましょう!
いちじくは漢字で「無花果」と書きます。
花がないと思っていませんか?
実は、花はちゃんとあります!
いちじくを割ると中にある赤いつぶつぶ、これが花なのです。
春から秋にかけて実の中に白い花をつけ、そのまま肥大するのですが、
外側からは花が見えないため、
「無花果」という字が当てられたといわれています。
また、
「いちじく」の由来は、
毎日1つずつ熟すことから→いちじく
ひと月で熟すことから→いちじく
になったといわれています。
さらに詳しくみていきましょう。
いちじくは、かなり昔から栽培され、親しまれてきたようです。
◇歴史
いちじくは、アラビア半島あたりが原産で、ぶどうとともに紀元前から栽培されていたといわれています。
いちじくは聖書の話の中で登場します。
アダムとイブが身につけていたのは、いちじくの葉なのです。
また、古代エジプトの壁画にも登場する、話題の豊富な果物です。
日本には江戸時代初期にペルシャから中国を経て、長崎に伝来しました。
◇分類
いちじくはクワ科イチジク属の樹木です。
イチジク属には約800〜900種あるといわれていますが、主に熱帯、少数が温帯に自生しています。
イチジク属には食用可能な果実をつけるものが数種類ありますが、
経済栽培されているのは食用のいちじく1種類のみなのです。
◇栄養素
食物繊維のペクチンが豊富なので、整腸作用や美肌効果が期待できます。
ビタミン、ミネラルも多いので、女性に嬉しい成分がバランスよく含まれています。
また、「フィシン」というタンパク質分解酵素を含むので、食後のデザートに良いです❣️
消化を促進させ、胃もたれや二日酔いなどの消化不良を防ぐでしょう。
◇保存法
ポリ袋に入れて冷蔵庫で保存します。
柔らかく傷みやすいので、早めに食べ切るようにします。1日以内が目安のようです。
すぐに食べられないときは、
ジャムやコンポートに加工するのがおすすめです。
ゼリーやムースにする際は注意が必要です。
タンパク質分解酵素のフィシンが含まれているため、生のままではゼラチンと相性が悪く、固まりません。
◇選び方
ふっくらとして丸みとハリがあるもの。
付け根近くまで色づいているもの。
皮に傷がないもの。
おしりが割れているものは避けましょう。
私は先日、いちじくのタルトをいただきました。
甘みがあり、とろけるような食感で、すごく美味しかったです!
いちじくは種のプチプチ感が特徴的ですね。
いちじくの旬は8〜11月です!
旬のいちじくをおいしく食べましょう♪
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【発行者】 マネージメントクッキング Terra
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株式会社 然食育事業部 Terra テラ
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