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柿の基礎知識

『 柿が赤くなると医者が青くなる!』

「柿が出回るころになると病気が減って、医者が暇になる」といった意味の言葉ですが、
まさに柿には栄養がぎっしりで健康効果抜群。

それでは、栄養素を見ていきましょう。

◇ビタミンC

 柿は、ビタミンCがとても豊富! 1個あたり約100mg
 これは大人が必要とする一日摂取量の100gと同じで、柿1個を食べればまかなえるということです。

 ビタミンCは強い抗酸化作用を持っているので、美肌対策や、疲労回復にも期待ができるといわれています。

 

◇ βーカロチン(ビタミンA)

 βカロテンとは、緑黄色野菜を中心に、野菜全般に含まれる赤橙色の色素のこと。
 人参(Carrot)から発見されたことからCaroteneと名付けられました。

  主に小腸から吸収され、βーカロテン(カロテノイドの一種)は体に入ると必要に応じて『ビタミンA』に変換されます。

   

カロテンは小腸粘膜上皮細胞に吸収されてレチナールになり、
レチナールが還元されると、レチノールに変化し、酸化されるとレチノイン酸に変わります。

 βカロテンは高い抗酸化作用をもつことも特徴です。
 加齢による様々な症状は、蓄積された活性酸素によるものですが、身体の老化と体内の酸化は関わりが深く、
 βカロテンの抗酸化作用によって活性酸素の影響を抑え、いわゆる老化現象を抑えることができると言われています。

◇ ペクチン
 
ペクチンという言葉はギリシア語の「ペクトス(硬い)」が由来となっていて、
1820年半ば頃にフランス人のアンリ・ブラコノーという人物によって名付けられました。

ペクチンは植物の細胞壁を構成する成分として一般的に知られていますが、
食物繊維の一種として、セルロースなど他の成分と結合しやすいという特性があり、
「植物細胞をつなぎ合せる役割」を担っています。
果実を煮詰めていくとゼリー状(ジャム)になりますが、これはペクチンの作用によるものです。

柿と牛乳を2対1の割合でミキサーでどろどろにし、冷やし固めると柿プリンができるのですが、
これは柿にペクチンが多いからできるプリン♪

また、ペクチンは食物繊維の一種で、水溶性のものと不溶性のものとの2種類があるのですが、
果実のペクチンは未熟なうちは不溶性ですが、熟してくると水溶性に変化するのです。

柿に含まれるペクチンはそのほとんどが水溶性。
人の消化酵素では分解されないので食物繊維として機能し、加えてペクチンには腸内善玉菌である乳酸菌を増殖させ、
腸の調子を整える働きがあるので、整腸作用やコレステロール低下作用などがあります。
特に、干し柿はペクチンの含有量が非常に豊富なため便秘予防にも効果的です!

◇タンニン

柿には色々な種類がありますが、「渋柿」という柿を聞いたことがあるかと思います。
柿が渋いのは、ポリフェノールの一種の渋味成分のタンニンという物質があるからなのですが、
身近な甘柿や渋抜きした柿には、渋みを感じることはなくてもタンニンが含まれているのです。

タンニンは血液中にある毒素や悪玉コレステロールを減らし、血液の流れをよくする働きがあるため、
体全体の新陳代謝がよくなると考えられています。

また、種々のウィルスに対する抗ウィルス効果が、
ノロウィルス、ロタウィルス、インフルエンザウィルス、ヘルペスウィルスなどにあるそうです。

 

 

●柿は二日酔いに効果があると言われています

ビタミンCとタンニンには血液中のアルコール分を外へ排出する働きや副腎機能低下を防止する働きがあると言われています。。
また、酵素(カタラーゼ、ペルオキシダーゼ)がアルコールの酸化、分解を促ため、血中アルコール濃度の上昇を防ぐ働きがあるので、
二日酔いにはピッタリ!

 

 

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