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ぶどうの基礎知識

 

最近、スーパーでぶどうをよく見かけるようになりましたね。

私は「ピオーネ」という品種のぶどうをいただきました。

 

今回は、ぶどうについて紹介します。

 

 

◇歴史
ぶどうの栽培はおよそ5000年も前にカスピ海の南側で始まったといわれています。
古代エジプトの壁画にもぶどうが描かれています。

日本にぶどうが渡来したのは奈良時代のことであるとされています。

原産地からシルクロードを経て、唐から渡来した説があります。

 

ぶどうの品種は1万もあるとされ、世界中の広い地域で最も多く生産されている果物です。

 

◇ポリフェノール
ぶどうの皮に含まれるポリフェノールにはアントシアニンやレスペラトールがあります。
これらは視力回復や肝機能調整、血圧降下などの強い抗酸化作用が期待できます。

ぶどうには巨峰のような黒皮、甲斐路のような赤皮、マスカットのような緑皮の3種があります。
黒皮と赤皮のぶどうにはアントシアニンが多く含まれています。

 

◇品種
日本で人気の品種には、巨峰、デラウェア、ピオーネがあります。
それぞれ旬の時期や特徴が異なります!
これら3つの品種について詳しくみていきましょう。

○巨峰
8月〜9月が旬であるとされています。
1945年に静岡県で誕生した大粒のぶどうです。実が大きく、人気が高いことから、「ぶどうの王様」とも呼ばれます。ジューシーで甘みが強いのが特徴です。

○デラウェア
7月〜8月が旬であるとされています。
日本ではたいへんポピュラーな小粒品種です。果汁がたっぷりで糖度が高く、種がないのが特徴です。

○ピオーネ
8月〜10月が旬であるとされています。
巨峰とカノンホールマスカットをかけ合わせて作られたぶどうで、1973年に「ピオーネ」と命名されました。
成熟は巨峰よりも遅く、粒が大きいのが特徴です。マスカットに似た上品な風味をもちます。

 

*日本では、栽培されたものの約9割が生食用です。世界のぶどう生産量の約8割がワインの原料として消費されていると考えると、日本は特殊であることがわかりますね。

 

◇選び方
粒は色が濃く、ハリのあるものが良いです。
皮にブルーム(白い粉)がついているものが新鮮とされています。

ブルームは表面を保護する効果があります。

実が取れやすいものは鮮度が落ちているので注意しましょう。
枝は黄色から緑色で、しおれていないものを選びましょう。軸が太く、青いものが良いです。

 

◇保存法
乾燥しないようにポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室に入れましょう。
2〜3日がおいしい目安とされています。

水に弱いので、洗うのは食べる直前が良いです。

 

 

ぶどう1房の中で、どの部分の甘みがより強いか知っていますか?

正解はつるに近い肩の部分です。

そのため、食べる際は下から上に向かって食べていくと甘みが強くなっていくので、

最後までおいしく食べることができます。

 

また、ぶどうの果糖やブドウ糖は、疲労回復効果が期待できます。

疲れたときはぶどうを食べて休憩しましょう!!

 

今が旬のぶどうをおいしく食べましょう♪

 

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